Chemin du Gastronome
Le passage
パッサージュのぶらぶら歩き

Roulé de Jambon de Bayonne au crémeux de fromage de Brebis,Confiture de Piment d’Espelette

第45回現代フランス料理技術特別講習会(2010年)
~海バスクと山バスクの魅力あるバスク料理のルセットより~

歴史ある講習会より、過去のルセットを少しずつご紹介していくシリーズ。今回はガブリエル・ビスカイ氏と、ピエール・シロ氏のお二人によるカリテ・プリ(美味でリーズナブルな価格で提供できる)のバスク料理のルセットのご紹介です。

ジャンボン・ド・バイヨンヌ(薄くきれいにカット) 6切れ
生クリーム150g
フロマージュ・ド・ブレビ200g
20g
コンフィチュール・ド・ピマン・デスペレット150g
ロケット(ルッコラ) 100g
ゼラチン2枚

*ジャンボン・ド・バイヨンヌの薄切りを長方形に切る。

クレムー・ド・フロマージュ・ド・ブレビ

(1) フロマージュ・ド・ブレビを湯煎でゆっくり完全に溶かし、ゼラチンを加えてさらに溶かす。塩を加え、氷水に浸け、かき混ぜながら冷やす。
(2) 冷蔵庫で冷やしておいたミキシングボールに生クリームを入れてモンテし、フロマージュ・ド・ブレビと同じ固さに調節して、全体をメランジェし、ラップをして冷蔵庫で冷やす。

モンタージュ 

(1)  ラップの上にジャンボンを載せ、ポッシュに入れたクレムー・ド・フロマージュ・ド・ブレビを手前に絞って巻き込み、冷蔵庫で冷やす。
(2)  瓶詰めのコンフィチュール・デスペレットをカスロールに入れて温める。

ドレサージュ

(1) ルーラード・ジャンボンのラップを外し、約6cmの長さに両端を斜めに切り、切り口を見せる。
(2) 長方形のアシェット中央にルーラードを2本並べて置き、つや出しのため表面にオイルを小量ナペする。
(3) フイユ・ド・ロケットをルーラードの間に盛り、コンフィチュール・デスペレットを2か所にナペする。
(4) 青唐辛子を飾りに盛る。

講習会の会場にて、ルセットを確認するビスカイシェフ
   (写真:講習会当時に記録用として撮影)

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