Qu’est-ce que
le PRIX CULINAIRE INTERNATIONAL
“LE TAITTINGER” ?

ル・テタンジェ賞
国際シグネチャーキュイジーヌコンクールは、
50年以上の歴史を誇る国際料理コンクールです。
大手シャンパーニュ・メゾンである“テタンジェ”の
創設者ピエール・テタンジェ氏の息子である
クロード・テタンジェ氏が、父に敬意を表し、
1967年 ≪ピエール・テタンジェ≫ 国際料理賞コンクールを
開催したのがその始まりです。

フランス美食文化遺産の保護という使命を持ち、
半世紀以上にもわたり伝統を守りながら存続してきました。
時代に即した進化を目指し、
第53回からは≪ル・テタンジェ賞≫
国際シグネチャーキュイジーヌコンクールと
名称を改め、
フランス料理界の活性化と料理芸術の新たな発展に向けて
21世紀の歩みを続けています。

若き料理人に高い基準と技術的な挑戦を課すことにより、
フランス料理の技術が向上することを目的とし、
その審査の厳格さと公平性、
難易度の高さから、
「ガストロノミー(美食学)のエベレスト」とも
称されています。
歴代の優勝者にはミシュランスターシェフが名を連ねます。
故ジョエル・ロブション、ミッシェル・ロス、
ベルナール・ルプランス、レジス・マルコンら、
フランス料理界のスター達も、
難関であるこのコンクールの表彰台から
最初の一歩が始まりました。

40歳までの現役の料理人にのみ参加の門戸が開かれ、
若手料理人の登竜門とも呼ばれています。
各国にて予選にあたるコンクールで優勝した者だけが、
パリで行われる本選への参加資格を得ることができます。
日本では≪ル・テタンジェ賞≫
国際シグネチャーキュイジーヌコンクール日本大会が
毎年開催されており、
世界に通ずるこの舞台で優勝することは、
料理人にとって大きな目標であり、
また次のステップにつながる
夢のあるコンクールといえるでしょう。

日本におけるこの国際料理賞コンクールへの参加は、
1984年から。
初代代表・堀田大氏が、
コンクール・アンテルナショナル(パリ)で
日本人として史上初めての優勝を果たしました。
2018年には、34年ぶりに関谷健一朗氏が
日本人2人目の優勝を飾り、
その快挙はフランス料理界の明日を担う
若き料理人たちの励みとなっています。