Chemin du Gastronome
Le passage
パッサージュのぶらぶら歩き

昔の料理コンクールの要項

フランス料理やフランス文化に関わるあれこれをお伝えする「Le passage」。
今回は堀田シェフへのインタビューに関連して、当時の要項をアップします。

堀田シェフが優勝し、第18回ピエール・テタンジェ国際料理賞コンクール挑戦への切符 を手に入れた「第2回現代フランス料理技術コンクール」。1984年はロサンゼルスオリンピックが開催され、景気も上向き。当時はコアラやエリマキトカゲが流行りました。

日本からフランスへ渡航するにはまだアンカレッジ経由で行かねばならず、身近になりつつあったフランスではありますが、渡仏にはまだ少し時間がかかる時代でした。
そんな時代のコンクール要項です。

コンクール要項:表紙

オージエシェフのメッサージュと日程表

注;ルノー・オージエシェフと同じ苗字ですが血縁関係ではございません。

コンクールの詳細とフランス人審査員

フランスからは以上の3名が来日してくださいました。

日本人審査員と内容・賞

日本人の審査員は4人。応募資格に年齢制限もありませんでした。

申込書

注;記載されている住所・電話番号は口座は40年前のもののため現在は使われておりません。

以上が要項でした。

今の規約に比べると少なくて、申し込みも単純です。今では当たり前の口座振込ですが、主流は現金書留でした。いろいろな意味で時代の流れを感じる書類ですね。



Le passage、次回は第1回目のコンクール筆記試験の問題をお届けいたします。(6月中旬予定)

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