2015 Pâtisserie Française Profil 45

第45回 現代フランス製菓技術特別講習会

フィリップ・プリュドム

Monsieur Philippe PRUD’HOMME

PROFILE

1980年11月生まれる
2000年8月~2002年8月ベルナール・コロン氏(メートル・キュイジニエ・ド・フランス会員)の〈オーベルジュ・レトラス〉
2003年8月~2004年1月JP・バルド氏(ルレ・デセールアンテルナショナル会員)の店〈ソフィリア〉
2004年1月~2004年10月〈オーベルジュ・レトラス〉にてシェフ・パティシエ
2004年11月~2006年6月ジャン・ピエール・ヌヴー氏の〈フルニ・ド・モン・ペール〉にて3店舗の生産責任者
2006年6月~2007年7月ホテル・ド・ベルジュ-5ツ星(ジュネーヴ、スイス)シェフ・ド・パルティ・パティシエ
2007年7月~現在アルチザン・パティシエ、ショコラティエ〈パティスリー ラ・ボンボニエール〉自営

ディプロム

1999年技術バカロレア、ホテル部門(トノン・レ・バンホテル学校にて)
2000年パティシエ、ショコラティエ、グラシエ、コンフィズリーのCAP(職業能力免状(国家資格))/BEP(職業教育免状)を取得(ヴィシー)にてM.BARDET(バルデ氏)の下で研鑽を積む。
2005年パティシエ、コンフィズリー、グラシエ、トレトゥールのBrevet de Maitrise(※ブルヴェ・ド・メトリーズ)を取得。オート・サヴォア地方のシャンブル・ド・メチエ(職人技術商工会議所)及びリヨンのパティシエ協会にて。※CAP取得後、約3~10年の経験が求められる資格。技術だけでなく、経営、管理、会社運営等についても学ぶ。

MESSAGE

どんな時代にでも、人は甘いものを食べる喜びを味わってきました。暴食は七つの大罪の一つですが、美味しいものを好むのは全世界共通です。よく熟した果物、シュー・ア・ラ・クレーム、ショコラに喜びを感じない人はいるでしょうか。
経済状態の悪い時代にこそ、シンプルな喜びを大切にすべきではないでしょうか。 我たちパティシエの仕事は、多彩でありながら本物で正直な味のお菓子を通し、お客様に癒しのひとときを提供することにあります。
現代のお客様は、安心を求め自身の知ってる商品を自然に選びます。私たちはお客様の声を聞いて、グラン・クラシックといわれる商品(エクレア、ミルフィーユ、パリブレストetc…)の質感と食感を改良したもの、モダンなプティ・ガトー、ヴィエノワズリー・メゾン、美味しいショコラ、トレトゥールを含むさまざまな商品アイテムを、適切な価格設定で提供しなければなりません。
競合店との差別化を図るためには、パティシエは味においてもお菓子のビジュアル面でも自分の感性と個性を活かさなければなりません。合わせて、合理的な判断力と、生産コストのコントロール力、そして高いクオリティの材料を使いこなす技術的スキルがあれば、店は必ず成功すると私は信じています。

2015年3月
フィリップ・プリュドム