2025 Pâtisserie Française 54

第54回
現代フランス製菓技術 特別講習会

54e COURS DE TECHNOLOGIE DE
PATISSERIE FRANCAISE MODERNE PAR MONSIEUR Nicolas RICHARD


日本では得がたい、本場フランス菓子の味と技術を“目の前で”体感する
フランス南西部、文化と歴史の香る街・サントより——
地元に根ざした菓子作りの魅力と技術を伝える ルセット16種

受講者さまの声

・品数も進行も時間通りでわかりやすく、とても良かったです。充実した時間を過ごせました。

・2日間ありがとうございました。終始丁寧で私たちが分かりやすいように肉付けしてくださった通訳のおかげで、よく理解することができました。素晴らしい講習会をありがとうございました。

・全て美味しくとても楽しかったです。

・美味しい菓子、丁寧な仕事有難う御座いました

・温かい雰囲気で和やかに作業が進む姿が良く、皆でお菓子を作り上げていく様子が見れて心和みました。シェフの人柄がお菓子や所作に表れていて、フランスのお店に行ってみたい!とまで思いました。

・トラディショナルでありながらテクスチャーが時代にあって素晴らしい!

・今回の講習を受けていつかサントに行ってみたいと思いました。また地産地消をしていると知り大変感銘を受けました。

ニコラ・リシャール氏

M.Nicolas RICHARD

 フランス南西部・ 文化と歴史の香る街Saintes(サント)にて
 「Patisserie au 38」「Signature au 38」の2店舗を自営
               https://patisserieau38.fr/

 2015年 優勝 シュークルダール ヨーロッパ選手権  

 2004年~2013年 M.フランク・デペリエ(M.O.F.)やM.フィリップ・スゴン(M.O.F.)の下で研鑽を重ねる


      
      


ご挨拶

ASSOCIATION DE LA CULTURE FRANCAISE

1969年以来毎年定期的に開催しています現代フランス製菓技術特別講習会は今回54回目を迎えます。

高級ブランデー「コニャック」で知られるフランス南西部。その近郊に位置する歴史と芸術が融合する街・サントで、2店舗のパティスリーを自営するニコラ・リシャール氏を招聘し、講習会を開催いたします。

サントはローマ時代から栄え、ゲルマニクス門や円形劇場などの遺構が今も残る、文化的背景の豊かな街です。
この地で氏が手がける菓子は、地元の素材と伝統を尊重しながら、現代の感性を融合させた上質な味わいが特徴です。

講習会では、ガレット・シャランテーズや、特産のピノー・デ・シャラント(コニャックとブドウ果汁を合わせて熟成させた甘口ワイン)を使用した菓子など、氏の店舗で高い評価を得ている「古き良きものと新しさが調和したルセット」を中心にご紹介いただきます。

クラシックなフランス菓子の技術と哲学を、現地の第一線で活躍するパティシエから直接学べる貴重な機会です。
日本ではなかなか触れることのできない、本場の味と技術に触れる特別な時間を、ぜひご体験ください。

本講習会の目的は、フランスの製菓芸術の紹介にありますが、併せて日仏文化・経済の交流を計り親善の強化に役立ちたいとする願いを込めて開催するものです。日本の製菓界に活躍される皆様に、本講習会へのご参加のご案内を申し上げます。

2025年7月
フランス文化を識る会
ASSOCIATION DE LA CULTURE FRANCAISE

MESSAGE

一般社団法人 日本ホテル協会 会長 䕃山秀一氏

フランス文化を識る会が、フランス南西部の街サントよりニコラ・リシャール氏をお招きし、第54回現代フランス製菓技術特別講習会を開催されることは、日本の製菓業界にとって誠に意義深いことであり、心より敬意を表します。

サント市は、フランス文化省より「芸術と歴史の街(Villes et Pays d’art et d’histoire)」として認定された、時代を超えて文化が息づく街です。ローマ時代の遺構が残るこの地で、ニコラ・リシャール氏は2店舗のパティスリーを展開し、地元の素材と伝統を尊重した菓子作りを続けておられます。

本講習会を通じて、日本の製菓業界でご活躍の皆様が、本場フランスで地元の人々に愛されるパティスリーの味や技術に触れ、新たな感覚を習得されることにより、我が国の製菓文化がさらに発展することを、大いに期待しております

2025年7月
一般社団法人 日本ホテル協会
会長 䕃山秀一

前回の講習会について知りたい方はこちらからご覧ください
第53回現代フランス製菓技術特別講習会ページ