2004 Cuisine Française 39

第39回
現代フランス料理技術 特別講習会

39e COURS DE TECHNOLOGIE DE
CUISINE FRANÇAISE MODERNE PAR M. Serge CHENET

ポワートリーヌ・ド・ピジョノー

色彩と香気に満ちた
新しい南仏プロヴァンス料理

講師

セルジュ・シュネ

セルジュ・シュネ氏

M. Serge CHENET

QUALIFICATIONS / EXPERIENCE
  • Association des Maitres Cuisiniers de France(フランス料理最高技術者協会 会員)
  • M.O.F.(フランス国家最優秀技術者)
  • 南仏プロヴァンス地方の歴史的な町アヴィニョンの名店ルレ・エ・シャトー<ル・プリウレ>の栄光を支える名シェフ(ミシュラン1つ星、ゴー・ミヨ16点、ボタン・グルマン2つ星)

ご挨拶

ASSOCIATION DE LA CULTURE FRANCAISE

フランス文化を識る会は1969年以来今日まで、毎年定期的にフランスから優れた料理人を講師として日本に招聘して「現代フランス料理技術特別講習会」を開催してまいりました。

39年目を迎えた今年は、南仏プロヴァンス地方の歴史ある町アヴィニョンから名料理長、セルジュ・シュネ氏(M.O.F.)を講師に招いて開催することにいたしました。

ふりそそぐ南仏の太陽と紺碧の海に育まれた氏の料理は、色彩と香気に満ちあふれ訪れる人々に生きる喜びを与える力強くて新しい感覚のプロヴァンス料理です。

本講習会の目的はフランスの料理芸術の紹介にありますが、併せて日仏文化・経済の交流を計り親善の強化に役立ちたいとする願いを込めて開催するものです。

2004年1月
フランス文化を識る会
ASSOCIATION DE LA CULTURE FRANCAISE

MESSAGE

一般社団法人 日本ホテル協会 会長 山口 弘毅 氏

毎年定期的にフランスの代表的な料理人を招いて日仏の文化交流を重ねられているフランス文化を識る会がその39年目の今年、南フランスの名店、ルレ・エ・シャトー<ル・プリウレ>の名料理長セルジュ・シュネ氏を招いて現代の南仏プロヴァンス料理を紹介されることは、誠に有意義なことであります。

本物だけが残ることが出来る現代にあって、豊穣なプロヴァンスの文化に醸成されたシュネ氏の料理は、輝く太陽に育まれた大地の香りと紺碧の海に映された色彩を持ち、食べる人に感動を呼び覚ます新しいプロヴァンス料理の力強さを秘めています。

私は料理界に活躍する多くの方々がこの講習会に参加されて、フランス料理の心と技を識り混迷する現状を打ち破る新しい力を持たれんことを期待するとともに、本講習会の成功を願って止みません。

2004年1月
一般社団法人 日本ホテル協会
会長 山口 弘毅